先祖の土地の遺産分割協議において、他の相続人が70人程いたが、依頼者が不動産を獲得した事例

事例の背景

依頼者(相続人):長男
被相続人(続柄):高祖父
相手方(続柄):高祖父の相続人
遺産の概要:不動産
解決方法:審判

結果(および経済的利益)

先祖の名義であった不動産を依頼者が取得しました

 

ご依頼の経緯・ご要望

父の相続を機に父が管理していた不動産の所有権を確認したところ、先祖(高祖父)名義だった。母に確認をすると、父も生前に自身の名義へ変更しようと試みたが相続人の人数が多く、諦めてしまったということであった。

父がこれまで管理してきた不動産を依頼者が取得したい(依頼者の名義にしたい)ということで、ご相談いただきました。

 

解決までの流れ

今回の場合、不動産を取得するには高祖父の相続人と遺産分割協議をすることが必要でした。

高祖父の相続人を確定するためにまず戸籍の収集をしました。戸籍を収集した結果、相続人が約70名ほどいることが明らかとなりました。

その後、裁判所に対して、遺産分割調停を申し立て、審判へ移行し、結果として、依頼者が不動産を取得することができました。

この記事の監修者

監修者:西村啓聡

弁護士法人西村綜合法律事務所 代表弁護士

西村写真

注力分野

岡山エリアでの相続分野(遺産分割・遺留分侵害額請求など多数の相談実績)

経歴

東京都内の法律事務所での勤務を経て、岡山県に弁護士法人西村綜合法律事務所を創立。県内を中心に年間約80件の相談を受けており、岡山エリアの相続に強い弁護士として活動。地域に根ざし皆様の拠り所となれるような法律事務所を目指している。